食事をする前、血圧と心拍数は徐々に上がってきます。そのわけは、交感神経が活動的になるからなのです。食後は交感神経の働きは落ち着いてきます。そうすると血液が体の中を流れる量が少量になり血圧が低下するのです。ですが、この食後の血圧の変動が一気に行われると、注意が必要です。通常、血圧が下がるのはほんの少しで食後に睡魔が襲うのはこれが原因なのですが、立ちくらみがしたり体の倦怠感を感じるようであると危険です。 高齢の方の高血圧の方にはよくあるのですが、食後の低血圧と言われています。それが負荷となり、脳卒中や心臓病などに繋がる恐れがあるのです。 それを防ぐためには食後に飲む飲み物に大きなポイントがあります。食後にコーヒーや緑茶を飲む方は少なくはないでしょう。この含まれているカフェインが働き血圧が上昇するので、血圧が低下しすぎることを防止できます。古くから日本人が当たり前のように飲んでいた食後のお茶は、血圧のバランスを取る事に効果的とはわかってはいなかったかもしれませんが、きちんと体に良いことであったのです。 |
||||||||||||||||||||
良くも悪くも、カフェインは血圧を高めることに留意。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||