倉元製作所5216
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- 日足12ケ月自動更新
週足2年自動更新
- JR東日本は駅の関連施設に太陽光発電システムを設置し、駅内で利用する電力を補う取り組み中。太陽電池に求める条件は、軽く、自由な形状にできること、さらに、光を透過すること。「駅の屋根は重量物を載せることを考えていない。さらに屋根形状が複雑であること、電車の振動に耐えることなどさまざまな条件がある。通路スペースに採用することを考えると、光を遮る太陽電池は適さない。 発電能力は必要だが、光の透過も狙う。 同社は2010年夏ごろから、JR東日本コンサルタンツや太陽電池の開発企業であるイデアルスター、ガラス基板の開発製造企業である倉本製作所と共同で、駅に導入する太陽光発電システムの検討や試験を進めてきた。2012年1月25日から約1年間のフィールド試験を日光線鶴田駅(宇都宮市)で開始した。使用した太陽電池は、有機薄膜太陽電池である。Si太陽電池の10分の1以下と軽く、形状を工夫でき、光を遮らないという性質がある。