FPGA関連銘柄





米インテルはFPGAメーカの大手を買収
2015年に米インテルはFPGAメーカーの大手である米アルテラを現金167億ドルで買収する事を発表しました。これは事前に報道されていたものよりも金額が大きかった事から市場関係者を驚かせました。それだけFPGAの先行きに対して強気で見ているという事でしょう。

米マイクロソフトも導入
2016年6月に米マイクロソフトも自社のデータセンターにFPGAを導入する事を表明し、注目を集めるきっかけとなった一つと言えます。この導入によってデータセンターのコストが約半分になる結果も出ており、その効果は確かなものだと証明しました。
中国のバイドゥや米フェイスブックなどの巨大なデータセンターを保有する企業もFPGAを導入する事を検討しており、今後注目度は更に上がっていく事が考えられます。
 

 

  
 
 

画像処理
大容量のデータ処理が可能となる事からFPGAは画像処理での活用が今後広がっていくでしょう。ドローン、遠隔医療、自動運転におけるレーダー等応用範囲は幅広いと言えます。

  
日本ラッド【4736】
独立系のSI。電気通信大学とFPGAを活用した高速処理装置の実用化に向けて、技術連携を行っていく事を発表。人工知能、自動運転、IoT関連銘柄としても知名度が高。時価総額が小さい。
                                  
 

 


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通信ネットワーク
5Gの様な次世代高速通信を普及させるには現在のモバイル環境では難しいと言えるでしょう。従来使われている機器の能力を遥かに超えるネットワーク範囲とデータ処理能力が必要になる為、FPGAが使われる事になるでしょう。





 日本ラッド【4736】 


 
 
 









    
 












アルチザネットワークス【6778】
通信計測器の開発業者で携帯電話の基地局や交換機向けが主力の会社です。同社もFPGAを使ったソリューションを提供しております。またパルテック同様5G関連銘柄としても知名度が高く、キャッシュリッチな事からも先高期待の高い銘柄と言えるでしょう。







フィックスターズ【3687】
マルチコアプロセッサの性能を向上させるソフト開発が主力の会社です。同社が製造するNallatech製FPGAアクセラレータボードはアルテラから提供されるSDK for OpenCLを使うとFPGAベースの並列処理システムを容易に開発できるようになる事から今後の需要拡大に期待が高まっております。業績面を見ても高い成長を維持している事も大きなプラスと言えるでしょう。











日本コンピュータ・ダイナミクス【4783】
システム開発、運用サービス、駐車場管理システムが収益の3本柱です。同社はFPGAの並列処理を使ったIRTソリューションを手掛けている事から関連銘柄として目が離せない銘柄と言えます。また電気通信大学と共同でビッグデータを高速処理できるシステムの開発に着手しており、今後の展開にも期待大と言えます。










パルテック【7587】
主力がFPGAなどの外国半導体の販売である独立系半導体商社になります。同社はFPGAの最大手である米国のXilinx社の製品を扱っている事からや主力がFPGAである事からも日本におけるFPGA企業としては他社よりも先行している企業と言えます。また5G関連銘柄でもある事から材料は豊富にある銘柄と言えるでしょう。









アバールデータ【6918】
半導体製品など各種機器用モジュールメーカーです。自社開発品と受託品の二つが収益の柱です。同社は搭載したFPGAのカスタマイズでユーザーの目的に合わせた処理をハードウェア化出来る商品であるFPGA対応入力ボードを手掛けております。またFPGA開発キットを手掛けている事からも関連銘柄としてチェックしておくべき銘柄の一つと言えます。











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