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| *成長戦略* 2設立は1941年と古参
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〈業務内容〉 電気絶縁用セパレーター(紙)専業大手。アルミ電解コンデンサー用は世界シェア6割。電池用も 。
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| *20/09/30人員従業員数 連 446 *推移リンク元 |
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*燃料電池自動車が普及しないのは*高価であるからである.その原因は,燃料電池のコストが高いからであり,その要因の一つは電解質膜が高価なことにある.
コンデンサー用絶縁紙最大手のニッポン高度紙工業は燃料電池用の低価格の電解質膜を開発した。価格が従来の電解質膜の10分の1で、耐熱性や耐酸化性にも優れる。約2億円をかけ、4月中に試験製造設備を導入、5月にもサンプル出荷を始める。成長が見込まれる燃料電池自動車市場の需要を狙い、2013年度から本格生産を開始する計画だ。開発した「無機有機ナノハイブリッド膜」は無機酸化物と有機ポリマー(重合体)を分子レベルで化合させた新素材。電解質膜に要求される水素イオンを通す性能は、現在主流のフッ素系ポリマーを使う電解質膜とほぼ同程度になる。無機酸化物を素材とすることで、従来のフッ素系ポリマーのように特殊原料を使用する必要がないため、低コスト化が可能になった。製造時には多量の有機溶剤も必要とせず、製造コストを抑えられるという。同溶剤は使用後に廃棄物になり、環境負荷が大きい。また、耐熱性に優れた無機酸化物の性質を持ち、セ氏200度の熱に耐える。耐熱性が低い従来品の場合は、電池の作動温度を下げるために電極触媒に大量の白金が使われており、燃料電池が高価になる要因だった。新素材は高温でも使え、電極触媒の白金を減らすことができる。廃棄時に燃やしても有毒ガスを出さず環境負荷が少ない。すでに国内外のメーカーからサンプルの引き合いがあるといい、市場の動向を見極めながら、専用の生産ラインを整備する。鎮西正一郎社長は「主力のコンデンサー用絶縁紙と並ぶ事業の柱として育て、20年ごろには数十億円から100億円近い売り上げ規模を目指す」としている。燃料電池は水素と酸素を利用した次世代の「発電システム」。走行時の二酸化炭素(CO2)排出がない燃料電池車など様々な分野の活用が期待されているが、主要部材の電解質膜のコストダウンが課題となっている。特殊フッ素系ポリマーの電解質膜の価格は1平方メートルあたり約5万円で、燃料電池車には電解質膜が約20平方メートル必要とされることから、1台分の電解質膜のコストだけで100万円以上となる。 |
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