2014年 工作機械受注動向

2014/01/17;
12月の工作機械受注28・0%増 3カ月連続で前年実績上回る

 日本工作機械工業会が15日発表した2013年12月の工作機械受注総額(速報)は、前年同月比28.0%増の1076億7100万円となり、3カ月連続で前年実績を上回った。
 内訳をみると、国内は41.6%増の366億8400万円と6カ月連続で増加。海外は21.9%増の709億8700万円と2カ月連続で増加した。

2013/12/10;
 
日本工作機械工業会が9日に発表した11月の工作機械受注(速報値)は、総額が前年同月比15.4%増の1017億2600万円となり、3カ月連続で大台の1000億円を上回った。内需が同39.3%増の416億1100万円に大きく伸び、外需も同3.1%増の601億1500万円と14カ月ぶりに前年から増加した。   円安や自動車生産の拡大を背景に、設備投資が国内外で回復感を強めている。また、中小企業向けの補助金も設備投資を押し上げているもよう。海外については、「中国が自動車向け中心にゆるやかながら改善している」(大手工作機械メーカー)との声が聞かれた。同月は前年の水準が低かったこともあり、受注総額の伸び率は2011年6月(19.0%増)以来2年5カ月ぶりの大きさとなった。     13年1-11月累計の受注総額は速報ベースで1兆92億7300万円(前年同期比10.6%減)に達し、3年連続の1兆円台を確保した。